聖徳会

印相の正しい判定

印相は「生年月日の星と名前の字画」を調べて、本人の運命に適合した作印をすることで、よい印鑑とは「健全、成功、富栄」の幸運を誘導し増進するものでなければなりません。

印相を論ずる上で問題になる点が三つあります。これらについて正しい判定を下さないと、せっかくの印相が間違ってしまい、よいと思ったことが全く逆の結果を招き、吉相のつもりが、とんだ凶相印をつかむことになりかねません。

三つのポイント

印の吉凶を占うには、三つのポイントがあります。

(1)印材の選び方
よいのは自然の生気ある材質で、彫刻保全の条件に合うもの。吉相は「象牙(ぞうげ)、黒水牛、黄楊(つげ)」の三種です。この中から自分の生まれ星に合ったものを選ぶのが和合発展、財運繁栄の吉相となります。別表「生まれ年と印材の合い性表」をごらんください。

(2)印面八方位と接触点
名前の字画によって八方位の位置と接触点(文字と輪郭の接続した個所)を鑑定して作印します。この法則によって名前が悪い人でも、改名しないで吉運に転換することが出来るのです。

(3)字体の配分法
印章文字は、普通の楷書や、行書、草書のくずし字はいけません。
篆(てん)書体が正法で、これには長い伝統に基づく深い理由があります。篆書は中国の漢代に完成された印刷の字法で、この研究がしっかりできていないとよい印相にはなりません。

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