子
(ね)
字義
子の字は滋や孳に通じ、新しい生命力が創造される様子をあらわすとされています。人間の子どもの頭に髪の毛がどんどん伸び茂る様を象った字で、新しく芽が伸び始める様です。子にはふえる、はびこるという意味があり、それが鼠を連想させたようです。五行では水性で、雨水が集まってせせらぎから川に、やがて大海となるように環境に適応し、辛抱強く、小よく大を成するの象意をもちます。
性格
この性は盛冬の水をあらわしますから冷たくいつも客観的に物事をみて、細かいことに気がつき、知性のあるタイプです。金銭や物に対して増やすことをいつも考え、水はいつも流れていますから変化を好みますし、考えすぎて迷いの多いタイプともいえますしょう。
運勢
水という変転性と知とのかね合いから、順応性があるので運勢的にはわるくはありませんが、仕事や異性問題、生活環境などに変化を求めやすく、従って飽きっぽい傾向に注意すべきです。特に一生を通じて異性とセックスでトラブルがありますから注意してください。
子年から見る相性
○ 子とは、双方の心遣いが通じ合って親しくなれる相性
◎ 丑とは、丑の方に主導権が移行するも離れがたい相性
○ 寅とは、親切心を発揮したくなるような魅力ある相性
△ 卯とは、子のお節介が過ぎると卯に嫌われる相性関係
◎ 辰とは、気分的に落ち着けるような不思議な相性関係
○ 巳とは、意地と情けが邪魔になるも意思は通じる相性
● 午とは、表面的には対立するも心と心は結ばれる相性
△ 未とは、時として対立するも新たな境地を開ける相性
○ 申とは、子の理想となるものを秘めている大切な相性
△ 酉とは、気は合うが深入りしすぎると破局を招く相性
○ 戌とは、ゆとりと時間をかければ一致協力できる相性
○ 亥とは、頑な面が気になるも推進力となる大切な相性
[ ◎…大吉 | ○…吉 | △…凶 | ●…大凶 ]
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