聖徳会

第8回 九星と厄年、本命星

一白から九紫までの九星は、8つの方位に中央を加えた9つの宮を、9年のサイクルで循環します。その年の九星の配置を示した方位盤を年盤といい、年盤のどの宮に自分の生まれ星が入っているかによって、その年の運勢を占うのです。

人の運気には、ちょうどバイオリズムのようなサイクルがあるのです。山もあれば谷もある自分の運気のサイクルを知ることは、人生のグッドタイミングととらえる有益な情報といえます。

8つの方位には星の宿る宮として、東・・・震、東南・・・巽、南・・・離、南西・・・坤、西・・・兌、西北・・・乾、北・・・坎、東北・・・艮と、易の八卦の名が付されています。このうち北・・・坎宮に本命星(生まれ星)が入った年を厄年と呼んでいます。

厄年は、いわばエネルギーが0になった状態で、運勢が低迷するときでもあり、休息と充電が必要な時なのです。これが運勢学の立場からみた本来の厄年です。


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