未
(ひつじ)
字義
未の字義は、「木」の中間に一を加え、枯葉の茂っているさまを示しています。稲穂が実り根がしっかりついた姿でもあります。五行は土性。夏から秋へ変化を司ります。夏のエネルギーを十分に備蓄した未の土は、万物の育成には欠かせない母なる大地であり、優しさと慈愛に満ちています。
性格
この性は夏から秋にかけての土ですから物事に対して柔順で丁寧、不活発に行動するタイプで、大胆に計算することなく、かくれて、ひそかに思慮する人です。そして、老練で精密な分析力をもち、理論をこねまわす傾向が強いタイプです。
運勢
坤土という万物を育てる性と信とのかねあいから、蓄財には積極的でいつも飢えの念がつよい反面その行動が不活発のため、思わぬ好運をみのがす傾向があります。一つ一つ確実に人生を送るタイプですので非凡を求めず安泰の人生を送ることでしょう。
未年から見る相性
△ 子とは、観察眼の相違が逆に推進力の秘薬となる相性
● 丑とは、ここ一番という時に頼りがいとなる相性関係
○ 寅とは、煙たい相手でも耳を傾ける価値ある相性関係
◎ 卯とは、パワーアップで漸新な先取性に恵まれる相性
○ 辰とわ、多少の間延びは生じるも妙案をもたらす相性
○ 巳とは、隠されている才能の発掘に役立つ貴重な相性
◎ 午とは、後を振り返りたくなるような気にかかる相性
○ 未とは、気心も知れて楽しく夢を話し合える相性関係
○ 申とは、例え困っても機知と才気で打開も可能な相性
○ 酉とは、不利益を承知の上で力となり感謝される相性
△ 戌とは、親切があだとなり反発し合うような相性関係
◎ 亥とは、若さと希望の秘術で時代をつくれる相性関係
[ ◎…大吉 | ○…吉 | △…凶 | ●…大凶 ]
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