申
(さる)
字義
申の字は、背骨と肋骨の形から成り、背骨が真っ直ぐに伸び、しっかり身体を支えている意味があり、真っ直ぐに伸びて体を成すとことを示します。「電」の本字として稲妻の光を象し、雷電は万物を成長させるので、伸びるの意味をもちます。五行は金性です。夏に成長した植物が実をつけ、秋の冷気が万物を収斂させて実りに導き体を成すのです。
性格
この性は初秋の金をあらわしますから、物事に対して才智をもって、進取的にとりくもうとする人ですが伸長性が激しいので移り気の傾向になります。反面他人と別の特殊性を主張し、利己的になりがちです。また、完全性を追求しますから気むづかしいタイプです。
運勢
金という伸革性と義とのかねあいから、機敏で新しいものへの情熱を燃やす改革者として成功する型ですがタイミングと利己的なものを上手に求めなければ凶運におそわれます。しかし天来の器用さでこれを克服すれば他からの敬愛を一身に集めるでしょう。
申年から見る相性
◎ 子とは、途方に暮れても乗り越えることのできる相性
○ 丑とは、志の実現に援助を惜しまない大切な相性関係
● 寅とは、相手の発案に耳を傾ければ運気好転する相性
○ 卯とは、アイデア交換で新たな芽生えに気づける相性
◎ 辰とは、何事も理解し合えて親身になれる間柄の相性
○ 巳とは、利害が絡むと厄介でも普段は譲り合える相性
○ 午とは、気が進まなくてもあってプラスにもなる相性
○ 未とは、胸の中を察して協力し力を与えてくれる相性
○ 申とは、引き合う作用は薄くても未来を楽しめる相性
○ 酉とは、角張らず楽しく過ごせば英知となる相性関係
○ 戌とは、反感を感じても共通する話題が財となる相性
△ 亥とは、深入りすると亥が嫌うので間を要す相性関係
[ ◎…大吉 | ○…吉 | △…凶 | ●…大凶 ]
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